社長令嬢でありながら、女性カメラマンとして活躍する希麻倫子・通称キャサリン(かたせ梨乃)は京都で友人の元女優・田沢涼子(中島ゆたか)と5年ぶりに再会する。夜になって、涼子の不倫写真を狙っていた後輩カメラマン・浜口一郎(赤坂晃)と涼子の家を訪ねた倫子は、涼子の死体を発見。事件の捜査には、倫子と顔なじみの狩矢警部(西岡徳馬)があたるが、倫子も自ら捜査を開始する。死んだ涼子が握りしめていた珍しい輸入ヘアスプレーから、タカノヘアデザインという涼子が通っていた美容室の名が浮かび上がった。しかも、事件の日に、美容室の3人の人物が涼子の家を訪ねていたことがわかる。