
グレイズ・アナトミー (2005)
← Back to main
Eric Dane as Mark Sloan
Episodes 140
大人になれない大人たち
平穏を取り戻そうとしていたデレクとアディソンの前に、突然アディソンの浮気相手のマークが現れる。整形外科医のマークは、デレク夫妻だけでなく、シアトル・グレース病院にも紛争を巻き起こしてしまう。クリスティーナの隠し事はとうとうバークの耳に入ってしまい、メレディスは母親の過去にまつわる疑問点を追求し始める。そしてジョージは、ついにメレディスに想いをぶつけるが・・・。
Read More自分が自分であるために
突然の腹痛に襲われ、“もしや妊娠?!”と半信半疑なメレディスだったが、やがて虫垂炎であることが判明。麻酔のため饒舌になったメレディスは、通りがかったアディソンを病室に呼び、2人は初めて本心を語り合うことに。マークが正式に医師としてシアトル・グレース病院に着任したことを知り憤慨するデレクは、右手に違和感が残っているというバークの相談を軽く受け流し、バークの現場復帰を許可してしまう。そしてイジーの元には、デニーの父親があるものを手渡すためにメンフィスからやって来る。
Read More罪悪感という魔物
シアトル・グレース病院で開かれた死亡症例検討会に出席したメレディスたち。そこでデニーの症例が取り上げられ、イジーを含むインターンたちの責任者であるベイリーが、非難の矢面に立たされる。いよいよ病院に復帰することになったバークのために、クリスティーナは周りに気付かれないようにバークをサポートすることを提案。デレクとアディソンは離婚に向けて具体的な話し合いを始め、デニーが残してくれた巨額の遺産を手にしたイジーは、その使い道に頭を悩ませる。そんな中病院には、離婚したものの“離れられなく”なってしまった元夫婦の患者が現れる。
Read More父との6日間 Part I
メレディスの父親が病院に現れた。再婚した彼の娘が緊急出産したのだ。自分とは別の家族を持つ父の姿にイラつくメレディス。更にデレクからあることを指摘され、ショックは倍増する。勤務を休んで自分に付き添うジョージを見て、ハロルドは自分の本当の病状をジョージに告げないで欲しいと医師たちに頼む。一方、試用期間が解けないイジーは、難病を抱えるヘザーという少女の手術に立ち会うため、なんとかベイリーに自分の復帰を認めさせる方法を思案する。
Read More父との6日間 Part II
多額の費用がかかるため断念されたヘザーの手術に、救世主が現れる。何者かが匿名でヘザーの治療代を病院に寄付したのだ。ジョージは「すべてを正直に話す」と約束していたベイリーに詰め寄り、ハロルドはガンが転移していた場合も手術の続行を希望していたことを知る。そんなハロルドの術後の経過は思わしくなく、ジョージと家族は難しい決断を迫られる。デレクに指摘された悩みを抱えるメレディスは、思いがけない相手からのアドバイスに救われる。また再度手術を受けたバークは、手の震えが消えたことをデレクに告げる。
Read More大いなる期待
外科部長を引退し、家庭に戻ると決心したウェーバー部長。しかし妻アデルは彼の決断を喜ぶどころか、意外な反応を示す。一方シアトル・グレース病院では、早くも外科部長ポストの後任を巡って、デレク、バーク、アディソン、マークの4人が闘争心をむき出しにしたバトルを開始。父親を亡くしたジョージは、悲しみを癒すためセックス・マシーンと化し、昼夜を問わず求められるカリーは疲労困憊に。一方、若くして家でをした少女が、子宮頸ガンを患い、すでに手遅れだということを知ったベイリーは、病院内に無料クリニックを開設する決意を固める。またクリスティーナに対し口を閉ざしていたバークは、長い沈黙を破り驚くべき言葉を口にする。
Read Moreささやかな願い
デニーの遺産をイジーが寄付したことにより設立された無料クリニックがオープンの日を迎える。ラスベガスから戻ったジョージとカリーは、衝撃的なニュースを発表。メレディスは、アルツハイマーを患っていた母エリスが突然記憶を回復したという連絡を受け、病院へ駆けつける。回復は一時的なものらしいが、娘に大きな期待を抱いていたエリスに今の生き方を厳しく問われ、メレディスは傷ついてしまう。バークにプロポーズの返事をしていないクリスティーナは、結婚生活とキャリアの両立は可能なのかと悩む。そんな中、ある患者の血液中の有毒物質に感染した病院内のスタッフが次々と倒れてしまう。
Read More傷は人生のロードマップ
シアトル・グレース病院の外科部長候補に、新たな人物が参戦。有名な心臓外科医であるマーロウは、なんとスタンフォード時代に教え子だったクリスティーナと恋人関係にあった。その事実を知ったバークは平静さを失い、マーロウに復縁を迫られるクリスティーナは、面倒な三角関係に陥ってしまう。部長後任レースを意識しすぎるスタッフたちの目に余る行動に、ウェーバー部長の怒りも頂点に。徐々に回復するメレディスは、父ザッチャーとその妻スーザンを食事に招き、家族としての第一歩を踏み出そうとするが、ザッチャーの心無い一言にそれまでの思いをとうとう爆発させてしまう。
Read More過去との再会
フェリーの衝突事故に巻き込まれて記憶喪失となった妊婦エヴァが、顔を再生する整形手術を受けた。未だに誰とも連絡が取れず、自分は見捨てられたと投げやりになる彼女にとって、アレックスは大きな心の支えだ。彼もまた、彼女に惹かれている自分に気付く。メレディスとデレクは2人の関係に疑問を抱き始め、バークの気持ちを受け止めると決心したクリスティーナは、マーロウを冷たく突き放す。そんな中、イジーが十代で出産し養子に出した娘が、急性骨髄性白血病を抱えてシアトル・グレース病院にやって来る。娘の育ての両親から骨髄移植のドナーになってほしいと頼まれ、協力を決意するイジー。仲間たちにも相談せず、一人で骨髄採取に挑むイジーの元へ、真っ先に駆けつけたのはジョージだった。
Read Moreかけちがう望み
アマゾンで休暇中だったシアトル・グレース病院の理事長ラリーが、急遽入院することになり、ウェーバー部長の後任ポストを狙うデレクたちは、なんとか彼に取り入ろうとアピール合戦を開始。同時に、真剣にキャリア・アップを考えるデレクは、メレディスの存在がマイナスになっているのではと考え始める。嬉々として結婚式の準備にいそしむバークを見て、クリスティーナのテンションは下がりっぱなし。また、アレックスが気になるアディソンは、急遽帝王切開で出産したエヴァに尽くす彼の姿を見て、むしゃくしゃしていた気持ちを彼にぶつけるが・・・。
Read More夢を求めて Part I
気分を一新するため、アディソンは休暇を取ってロスまでのドライブ旅行を敢行。医学生時代の友人ナオミの勤務先で、複数の開業医が共同医療を行う“オーシャンサイド・ウェルネス・グループ”を訪ねる。久しぶりに友人たちと過ごす時間の中で、自分の人生を改めて考え直し始めるアディソン。一方シアトルでは、クリスティーナとバークの結婚式の準備に、それぞれの母親たちも加わることに。2人は次々と勝手なアイデアを出しては、クリスティーナを困らせる。
Read More夢を求めて Part II
発熱を訴えるスーザンが再び病院に現れた。オペによる感染症の疑いで入院するが、症状は思いのほか深刻な方向へ・・・。少しずつスーザンとの絆を深めていたメレディスはショックを隠せない。イジーと顔を合わせる日々が辛くなったジョージは、マーシー・ウェスト病院への転職を真剣に考え始める。その頃ロスでは、自分が既に出産適齢期を過ぎたことを知らされたアディソンが、友人たちに支えられながら少しずつ現実を受け入れ、立ち直ろうとしていた。
Read More崩れゆく歯車
インターンたちにとって年に一度の大事な試験当日。午前中は病院勤務からも免除され、試験に集中すべき時に、登山中に負傷した3人の遭難者が搬送されてくる。重度の凍傷や外傷を負った患者たちに興味津々のクリスティーナたちは気もそぞろに。病院からスーザンの葬儀に向かおうとしていたメレディスの前には、取り乱したザッチャーが現れる。メレディスのせいでスーザンが亡くなったと思い込むザッチャーは、メレディスに葬儀には来るなと言い放って立ち去る。一方カリーはジョージとイジーの間に何かあると確信を深め、クリスティーナは結婚式で交わす誓いの言葉を考えられずに苦悩する。
Read More愛することと許すこと
ジョージからイジーと寝たことを告げられたカリーは、勤務中も気がそぞろに。そのひどい様子に我慢がならないベイリーは、なぜ自分ではなくカリーをチーフ・レジデントに指名したのかと、ウェーバー部長に直談判。そんな中病院内は、イジーとカリーがジョージを巡って直接対決をするという噂で沸き立つ。一方恋人関係を解消しセックスだけの仲になったはずのデレクとメレディス。ところがデレクは、週末にワイン・カントリーで2人だけの濃密な時間を過ごそうとメレディスを誘う。
Read More闘う女たち
10万ドルの結婚式を勝ち取るコンテストで優勝を狙う2人の女性が、大乱闘で血まみれになり、一着のドレスにしがみついた姿でERに運ばれて来た。先にドレスを手放した方が負けになるため、2人は断固として治療を拒否。妻のアデルに離婚を言い渡されたウェーバー部長は、デレクのトレーラーの隣に居候を始め、“紳士のゆうべ”を開こうとデレクとマークを誘う。そんな3人を冷ややかな目で見るのは、バークの後任としてシアトル・グレース病院に着任したエリカ・ハーン。クリスティーナは優秀な心臓外科医のハーンに取り入ろうとアピールするが、ハーンは難しいオペの助手にイジーを指名する。
Read More恋の決め手はカラダの相性
やっと想いを実らせたものの、思っていたほどカラダの相性が良くないことに気付きはじめたイジーとジョージ。まるで恋人のように、ウェーバー部長から身の回りの世話を押し付けられるデレク。クールで天才的な手さばきで次々と難しい手術をこなすハーンに、魅力を感じ始めるマーク。レクシーがアレックスと一夜を共にしたことを知ったメレディスは、今まで以上にレクシーを避けようとする。ところが、心停止になってしまった女性患者の夫と養子に迎えたばかりの赤ん坊が、少しずつ家族関係を築きはじめる姿を見て、レクシーはメレディスにもっと自分のことを知ってもらおうと決心する。
Read Moreフォーエヴァー・ヤング
大学見学ツアー中のバスが転落し、乗っていた大勢の高校生と運転手がERに運び込まれる。なんとその運転手は、ベイリーの高校時代の同級生マーカスだった。人気者のマーカスに当時恋心を寄せていたベイリーは、高校生に戻ったようにマーカスの世話を焼く。イジーとジョージはセックスの相性が良くないことに悩み、それぞれメレディスに相談。一方メレディス以外の女性とデートをする気になったデレクは、レジデントのシドニーとジョーの店へ。しかしシドニーは、デレクの予想に反する態度を取る。
Read More命の現場 PartI
二枝バイパス手術を受けた後に合併症を起こしたジェイコブ。彼を搬送して来た救急車に、後から到着した別の救急車が衝突し、負傷した2人の救急隊員が車内に閉じ込められてしまう。後から突っ込んだ救急車に乗っていたシェーンは、救助しようとするベイリーを強く拒絶。なんと彼は腹部に鉤十字のタトゥーを入れた白人至上主義者だった。クリスティーナとベイリーがオペを担当すると知ったシェーンは、必ず白人の医師を1人オペに立ち合わせろと要求する。
Read More命の現場 PartII
恐れていた頸動脈の破裂を起こしたニック。唯一彼の病室にいたレクシーは、必死に出血を止めようとするが、やがてニックは脳卒中を起こしてしまう。横転した救急車の車内に閉じ込められたレイとスタンの救出は難航。やがてスタンは息を引き取り、レイも心不全を起こしていることが判明する。メレディスは自ら車の中にもぐりこみ、困難な状況の中で、細心の注意が必要な処置をすることに。一方デレクは、大事なオペの最中に故障したコンピューターを見事に修理した看護師ローズと急接近する。
Read More本当の自分を見つめて
スローンにもてあそばれた看護師たちが“反スローン同盟”を結成。彼女たちは団結して、スローンに協力することを一切拒否する。イジーは、アレックスの子どもを妊娠したエヴァを担当するが、検査結果は意外なものに。しかしすでに父性が芽生えはじめているアレックスに、その事実を言い出すことができない。そんな中、バークが優秀な心臓外科医に贈られる権威ある賞に輝いたというニュースが駆け巡り、影で彼を支え続けたクリスティーナと、バークにライバル心を燃やすハーンは、それぞれに複雑な心境に陥る。
Read More自由に向かって PartI
デレクと一緒に臨床試験に挑みながら、また少しずつ2人の心がひとつになる感覚を覚えるメレディス。同時に自分の中に眠っていた手術に対する情熱も取り戻していく。しかし臨床試験の方は失敗が続き、ウェーバー部長は2人に対し、試験の期限を宣告。一方カリーはマークの魅惑的なトークの虜になり、仕事中もハーンが気になって仕方がない。またウェーバー部長の部屋でジョージのファイルを盗み見してしまったレクシーは、ジョージにインターンの再試験を受けるようにと勧める。
Read More自由に向かって PartII
全身をセメントで固められてしまった若者を受け入れたベイリーたちは、一丸となって治療にあたる。デレクとメレディスは、12人目の臨床試験患者を亡くし、13人目の手術に挑むかどうかで衝突。そんなメレディスは、再開したセラピーを通して、いつも母親の期待に沿いたいと願うあまり、頑張りすぎていた自分に気付かされる。僅か1点差でインターンの試験に落ちたと知ったジョージは、レクシーの励ましを受けて試験の再チャレンジを志願。そして、カリーは戸惑いながらも、自分の中に芽生えたハーンへの想いを彼女にぶつけることに・・・。
Read More夢の名残 Part I
デレクとメレディスは再び恋人関係に戻り、一歩進んで同棲を開始。それを知った看護師のローズはデレクを許せず、オペ中にトラブルとなる。また密かにジョージに想いを寄せるレクシーは、ジョージに厳しくあたるスローンに反発。ある大雪の日、シアトル・グレース病院に、凍った道路でスリップ事故を起こした一台の黒塗りリムジンが滑り込んでくる。中には、瀕死の運転手と血だらけのドレスをまとった3人の女性たち。そんな中、足を滑らせて転倒したクリスティーナのお腹に、氷のつららが刺さってしまう。
Read More夢の名残 Part II
見事な手さばきでクリスティーナを窮地から救った軍医のハント少佐。さらに、自分のミスが原因で患者が亡くなったことを悔やみ続けるクリスティーナに、ハントは失敗から学べばいいとアドバイス。メレディスは担当する患者たちが抱える夫婦間の問題を目の当たりにして、デレクとの同棲を迷いはじめる。教育病院のランク12位という汚名を撤回するチャンスが欲しい部長は、初の低体温療法に挑戦したいというカリーの熱心な申し出を了承し、デレクの猛反対を押し切って危険を伴うオペに挑む。
Read Moreココロとカラダの限界点
教育プログラムの見直しを図る部長が打ち立てた新たな方針により、3年目までのレジデントは専門分野を持たず、あらゆる分野の経験を積むことに。自分が担当するはずだったオペをアレックスに奪われ、クリスティーナは不満を募らせる。ジョージは部長の計らいで、インターンの再試験を受けることになるが、試験の最中に病院内で水漏れが発生し、その対処に追われることに。ある患者が7年間も激しい頭痛に悩まされていると聞いたレクシーは、意外とも思える原因を指摘し、希な疾患を見事に見抜いてみせる。
Read More素晴らしき新世界
「ジュニア・レジデントに専門分野はなし」という新方針のもとで、患者の強奪戦を繰り広げるイジーとアレックス。先回りをしてイジーの患者にCT検査を行ったアレックスは、予想通り脳腫瘍を見つけ、オペに入る権利を奪い取ってしまう。無事にインターンの再試験に合格したジョージが、真っ先にメレディスたちに報告している姿を見て、恋心が傷つくレクシー。一方、エリカから本格的なデートに誘われたカリーは、嬉しい反面不安もいっぱい。女性と付き合った経験がないカリーは、思わずベイリーに相談。そして、自分の気持ちを正直にエリカに伝えるべきだと教えられる。
Read More眠れない夜の過ち
インターンたちが秘密で行っている自主練習がエスカレートし、インターンの1人であるセイディを実験台に虫垂切除を試すことに。ところが開腹してみるとセイディの虫垂は炎症を起こしており、インターンたちは大パニック。焦ったレクシーはクリスティーナとメレディスに助けを求め、なんとか窮地を脱するものの、ジョージは自分に相談をしてくれなかったレクシーを責める。一方クリスティーナに好意を寄せている様子のハントは、いつも何かを言いかけては口をつぐんでしまう。デニーの亡霊を見続けるイジーは、アレックスとの三角関係に悩みはじめる。
Read More未来へつなぐ過去
脳に寄生虫が入ってしまったアディソンの兄アーチャーが、シアトル・グレース病院に運び込まれる。脳外科の名医であるデレクに助けを求めたアディソンが連れて来たのだ。アーチャーの手術は奇跡的に成功。ナオミやサム、そしてスローンも加わり、アディソンたちはデレクを囲んで昔話に花を咲かせる。そんなデレクを見て、複雑な心境のメレディス。一方、少しずつ自分の体に異変を感じるイジーは、不安を打ち消すかのようにインターンたちの指導に熱を入れはじめる。そしてイジーが発案したゲーム形式の研修に、レクシーたちも張り切って挑むようになる。
Read More希望のかけらを集めて
病院経営の合理化を進める部長は、経費削減とオペ室の回転率向上のため、オペのスケジュール管理をコンピューター化することを決定。そんな中、脊髄に巨大な腫瘍を抱えた病院職員のアイザックから、直々にオペを頼まれたデレク。例え脊髄を切断してでも腫瘍を取り除いてほしいというアイザックの願いを、なんとか叶えてあげようとするデレクに対し、部長は危険すぎると猛反対する。一方、病院を解雇されてから行方をくらましているイジーは、治療日が近づいても一向に連絡が取れず、アレックスの心配は増していく。
Read Moreサプライズ・ギフト
感謝祭の日。デレクは、途中で断念した脳動静脈奇形の6歳の少年ニコラスのオペを諦めきれない。スローンの前には、娘だと名乗る18歳の女の子が現れる。クリスマスイヴの日。心臓に最大級の仮性動脈瘤を持つケルシーは、心臓移植を待つ間に腸の壊死が進み、ベイリーは大胆なオペを決意。ニコラスのオペもケルシーのオペも予算オーバーだとストップをかけたリチャードに、デレクらは自分たちで費用を出すと宣言。そして大晦日。クリスティーナの思惑通り、ケルシーは事故で脳死した患者から心臓移植を受けることに。
Read More汚された聖域
発砲事件が起きた時、近所で食事を取っていたリチャードは、騒ぎを聞きつけて病院へ駆けつける。メレディスとクリスティーナはクラークに撃たれたデレクをオペ室に運ぶが、アテンディングは誰もいない。動揺するメレディスを外へ残し、クリスティーナはジャクソンと共にデレクのオペを敢行する。重症患者と一緒に病院の外へ避難したオーウェンは、クリスティーナがまだ中に残されていると知り、再び病院の中へ。しかしそこで目撃したのは、クラークからデレクのオペをやめるよう頭に銃を突きつけられたクリスティーナの姿だった。
Read More生まれ変わるために
病院での乱射事件以来、様々なトラウマを抱えたシアトル・グレース・マーシー・ウェスト病院の医師たち。カウンセラーのパーキンスはひとりひとりと面接をしながら、オペへの復帰を許可するかどうか判断していく。復帰初日に車の無謀運転で捕まったデレクは、部長職を辞任すると宣言。代わりにリチャードが部長に返り咲く。なかなかオペの許可が下りないことを焦るメレディスには、デレクに打ち明けられない大きな秘密が。一方、事件後に人が変わったようなクリスティーナは、オーウェンのプロポーズを即座に受け入れ、挙式の準備に没頭する。
Read Moreステップアップは突然に
リチャードが100万ドルの剰余金をどこか1つの診療科に与えると発表し、面接の準備にとりかかるアテンディングたち。その間、メレディスたちレジデントは、アテンディングの代わりとして病院の現場を仕切ることに。メレディスはオペ執刀の権利をジャクソンと取り合った末に負けてしまうものの、容態が急変した患者の緊急開頭術を成功させる。一方、テディは一向にやる気を見せないクリスティーナに苛立ちを募らせるが、肺移植の適応判断が難しい患者ロイに対し、判定委員会で冷静な意見を述べる彼女の姿を見て、考えを改める。
Read Moreあふれ出す感情
オーウェンに頼まれて、クリスティーナを釣りに連れ出すデレク。彼女を仕事に復帰させることが一番だと信じるメレディスは、彼らの行動が理解できず、オペ中にもオーウェンと衝突してしまう。そして、はじめは大自然の中で静かに過ごすことが耐えられないクリスティーナも、やがてあることを悟る。一方、ベイリーはレジデントたちに手術後の瘻孔の発生を防ぐ方法を調べさせることに。レクシーは張り切るあまりベテラン看護師のイーライとことごとく衝突するが、彼の担当患者は合併症の確率が低いことにベイリーは気付く。
Read More憧れのベビーシャワー
リチャードの臨床試験がはじまり、助手にしてもらいたいレジデントたちは猛烈なアピールを開始。そんな中、リチャードは早期発症型の認知症と診断されたアデルを、デレクの臨床試験の対象に入れるよう頼み込む。一度は断るデレクだが、候補者のソーニャが辞退すると言い出して・・・。一方、カリーのためにベビーシャワーを企画したマークとアリゾナは、準備を巡ってケンカを繰り返し、険悪なムードに。妊婦となり1人ではしゃいでいたことを反省したカリーは、アリゾナの気持ちを思いやり、2人きりの週末旅行に誘う。
Read Moreミュージック・エピソード 生命のメロディー
一泊旅行に出掛けたカリーとアリゾナ。ところがその途中にトラックと衝突事故を起こし、助手席のカリーは車外に投げ出されてしまう。重体のカリーを病院に迎えたメレディスたちは、彼女とおなかの赤ちゃんの命を救うため全力で奮闘。しかし取り乱したマークは治療から外され、アリゾナは自分を責め続ける。そんな大混乱の中、まるで幽体離脱したかのように自分を客観視しながら、静かに歌い始めるカリー。シーズンのハイライトとも言える、シリーズ初のミュージック・エピソード。
Read More崩壊の序曲
メレディスが臨床試験で犯した不正が、とうとう明るみに出てしまった。臨床試験が無効になると知ったデレクは怒りを爆発させ、メレディスと一緒に子育てはできないと言い放つ。リチャードはメレディスの真意に驚くが、停職処分を言い渡す。一方、クリスティーナには思いがけない妊娠が発覚。しかし子どもは欲しくないと考える彼女と、産んでほしいと願うオーウェンの話合いは平行線のまま。そんな時、旅客機が湾に墜落する事故が発生。生存者の存在は絶望視される中、病院は次々と押しかけてくる乗客の家族たちの対応に追われる。
Read Moreポーカーフェイス
オーウェンは認定医試験を控えた5年目のレジデントたちに、「オペでいい結果を残すことが重要」と通達。失敗を恐れるアレックスは、患者の希望するリスクの高いオペを拒む。デレクと脳外科での上下関係を解消するため、メレディスは産婦人科へ。そこで出産したメアリーに手術不可の脳腫瘍があると知る。夫婦間で仕事の話が出来ないメレディスは、レクシーにデレクの扱い方を伝授しながら、メアリーのコンサルを依頼。また、クリスティーナとオーウェンが病院内でのセックスにいそしむ一方、カリーはアリゾナと2人の時間が持てずに不満を募らせる。
Read Moreハートのお告げ
ベイリーがメレディスに特別に担当を命じた患者は、ジョージの母ルイーズ。別の病院で胆嚢を摘出したものの、術後も不調が続くルイーズは、一人前になったメレディスやカリーと再会し、感無量だと喜ぶが…。その頃、小児外科には優秀なフェロー候補が見学に訪れ、アリゾナはアレックスのオペを横取りしてアピール。一方でテディにやっと認められたことに嬉々とするクリスティーナは、ドナーから取り出したまま次の移植先を待つ生きた心臓の見張り役に。この“箱入り心臓”は、スローンと素直に向き合えないジャクソンにもあるヒントを与えることに。
Read More哀しみの足音
医学生を目指すと言い出したヘンリーと夫婦喧嘩の最中だったテディ。そのヘンリーが突然吐血し、気管支に腫瘍があると判明。テディはより負担の軽いレーザー処置を希望するが、担当のリチャードには経験がなく…。カリーとジャクソンが脊柱のオペをしたローラは、退院の直前に容体が急変。テディが開胸すると、なんと心臓にスクリューが刺さっていた。一方、ゾラを取り戻す手段はないと告げられ、自分は母親失格だと落ち込むメレディス。そんな中、アレックスと2人で危険な状態に陥った新生児を搬送中に、救急車が故障で止まってしまう。
Read More敗北の味
ヘンリーの喪失感をまぎらわそうと連続でオペをこなすテディを大喜びで手伝うクリスティーナ。その一方、ゾラの1歳の誕生日パーティーの準備に奔走するメレディスは、オーウェンから専門分野を決めるよう諭される。母の跡を継いで一般外科を勧められるも心は定まらない中、メレディスは姉妹間の肝臓移植を担当することに。またデレクは、8人の外科医が手術不適応(インオペ)と判断したガンを患う8歳のウェスに、成功率5パーセントのオペを行うが―。そんな中、記念すべき1万回目の手術中のリチャードは、突然病院に現れた妻のアデルに呼び出される。
Read More傷だらけの翼
結合双生児のオペに向かう医師たちを乗せた飛行機が山の中に墜落した。目を覚ましたメレディス、クリスティーナ、マークは周囲を捜し、墜落した機体の下敷きになったレクシーを発見。重症を負い、もう助からないと悟ったレクシーに、マークは“愛してる”と告げる。山の中をさまよっていたデレクも発見されるが、腕には激しい損傷が。誰もがパニックに陥った究極の状況下で、医師として率先して動き出したのは、クリスティーナだった。同じ頃病院では、事故を知らないオーウェンたちが、それぞれに進む道を選択しようとしていた―。
Read More