吉井英美里 (武井咲) は総合商社の帝都物産の新入社員。実家の事業失敗が響き、アメリカでMBAを取る夢はあきらめざるを得なかったが、自分の能力を生かし帝都物産で役員を目指すという高い志と意欲をもって入社した。だが、英美里は希望していた現場の繊維部門ではなく総務部に配属される。課長職以下の事務系社員が対象となる制服の着用を義務付けられ、電球の交換から名刺発注まで、社内の“何でも屋”扱いに、英美里は愕然。それでも、実家の借金を返すという使命を胸に、言われた仕事はきちんとこなしていく。
Expand
英美里 (武井咲) は理不尽なハラスメントにまみれた総務課の実情に失望。入社わずか4ヶ月目にして、総務課長の百合子 (稲森いずみ) に辞職を願い出る。だが、百合子は冷静さを欠いた英美里の心理状態を指摘。もう一晩よく考えてから結論を出すよう諭す。
英美里 (武井咲) は同じ総務課の平本 (大倉孝二) とともに、繊維一課に舞い込んだ虫捕りに奔走。総務での仕事は相変わらず雑用ばかりだが、英美里は文句も言わず、地道に仕事をこなす。そんな中、繊維一課長・山川壮太郎 (高杉亘) が秘密裏に、妙な動きを見せ始める。山川は体育会系の人脈で入社したことから、社内で「筋肉入社」とバカにされ続けてきた人物。上層部からの評判もよく、最年少で繊維二課長に抜擢された保科 (小泉孝太郎) のことを、一方的にライバル視していた。
総務課に「ひとまず総務」という名で、社内の人間が困った時や、どこに相談すればいいのか分からない時の問い合わせ専用電話が新設されることになった。寝耳に水の雑用増加に、総務課のメンバーは当然のごとく後ろ向き…。結局、いちばん下っ端の英美里 (武井咲) がこの専用電話のリーダーに任命されてしまう。
英美里 (武井咲) と保科 (小泉孝太郎) が2人きりでタクシーに乗り込む姿を目撃した百合子 (稲森いずみ) は、思わず後をつけるが、途中で見失ってしまう。自分の不倫相手である保科の心が、若い英美里へと向いてしまったのではないか…。百合子は気が気でならない。
常務取締役の権藤 (風間杜夫) が内々に、総務部長・高山 (竹中直人) と総務課長・百合子 (稲森いずみ) を呼び出した。希望者が後を絶たない「欧州帝都物産ロンドン本社」の部長の座に、総務課長代理・佐田 (要潤) を推薦したいというのだ! 部下が激戦ポジションを勝ち取ることは上司の手柄にもつながるとあって、高山も百合子も大賛成。この話を小耳に挟んだ同期の保科 (小泉孝太郎) も「絶対にロンドンへ行け」と、佐田の背中を強く押す。
上司の百合子 (稲森いずみ) と2人きりで食事に行った英美里 (武井咲) は、ただならぬ雰囲気に恐怖を感じることに。それもそのはず、百合子は内心、自分の不倫相手である保科 (小泉孝太郎) が英美里とこっそり付き合っているかどうか確かめようと、躍起になっていたのだ。遠回しに探りを入れる百合子、そんな彼女を警戒する英美里…。結局、2人は終始ギクシャクしたまま、話は平行線をたどるばかり。百合子は決め手となる確証を得られず、疑惑だけをさらに深めていく。
桂子 (麻生祐未) が総務課全員の前で、英美里 (武井咲) が百合子 (稲森いずみ) の不倫相手・保科 (小泉孝太郎) を横取りしたと暴露した! この噂はたちまち社内に広まり、真偽をめぐって憶測が飛び交うことに…。当然、百合子と保科の関係を知らなかった英美里も動揺を隠せない。そんな中、ミカ (原幹恵) がいつもベッタリだった総務課の女性軍団と離れ、英美里に接近してきた。実は、ミカは来年の春から心臓外科医として働く男性との結婚が決まったばかり。
保科 (小泉孝太郎) との結婚願望が日に日に膨らんでいく英美里 (武井咲)。にもかかわらず、英美里は保科が18歳のモデル・塩野レナ (松井愛莉) と食事をしているところを目撃してしまい、内心穏やかではない…。そんなある日、「帝都物産」に「女性登用推進部」が新設されることになった。総務部長の高山 (竹中直人) は、この新たな部署の部長に総務部次長・浅野 (吹越満) を推薦。常務取締役の権藤 (風間杜夫) は、まずまずの反応を示す。
Can't find a movie or TV show? Login to create it.
Login
Sign Up
Want to rate or add this item to a list?
Not a member?
Sign up and join the community