昭和33年、夏、大雨の夜。雀荘みどりではある対局が行われていた。今夜南郷は借金棒引きを賭けての麻雀戦。この勝負に負けたら自分の保険金で借金を支払うことになる。3位、4位、3位とジリジリと負け続け…後が無くなり始まった四回戦南四局。泣きたくなるような配牌を眺め何とか流れを変えたいと思う南郷。「変えてくれ…この淀んだ空気を変えてくれ…誰でもいい…たとえ悪魔でも…!」そう願った矢先、ドアが静かに開いた…
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雀荘みどりに突如現れた少年アカギ。南郷に代打ちを頼まれたことで初めての麻雀を打つ――。いきなり壮大なイカサマをするなど、並々ならぬ才能を発揮するアカギは、竜崎を脅かしていた。竜崎は代打ちを矢木圭次に頼み、訪れた矢木はすぐに、アカギの才能を見抜くと同時に弱点も見つける。七回戦が終了し、南郷はあと1回のトップで借金がすべてなくなるため、アカギに全てを託す。いよいよ矢木が竜崎の余裕の笑みで代打ちに入る。
竜崎・矢木との勝負から数日後。安岡はアカギに「600万を賭けた次の対戦は3日後」と告げる。それに対してアカギは“安岡が200万を背負う事になる800万円で勝負をすること”を要求。それを聞いた南郷は「正気の沙汰じゃない!」と言うが、安岡が要求を呑んだことで勝負に降りることが出来なくなってしまう。藤吉が用意した相手はトップクラスの打ち手、盲目の雀士・市川。しかし、勝負開始時間になってもアカギは現れず。
アカギと市川、どちらかの点棒が無くなるまで続くデスマッチ。ギリギリの状況まで追い込まれていた南郷と安岡だったが、交代したアカギが上家・下家を狙い撃って連続して和了、点棒を取り返すことに成功。盛り上がる南郷にアカギは「市川から直撃でアガリを取らなければ、この勝負、勝機はない」と言う。そしてアカギは3種の数牌のうち一種を殺す一色消し、通称『絶一門』を市川に仕掛け、市川は受けて立ち勝負はいよいよ佳境へ。
アカギか市川、どちらかの点棒が無くなるまで延々に続くデスマッチ。執拗に市川を狙うアカギは地獄待ち・変則待ちと色々試すが、ディフェンスに徹する市川は決して振り込まない。市川の点棒をゼロにするのは至難の業と考えたアカギは「10分の1にしよう。俺達の持っている点棒、10万・5万を一気に10000と5000まで下げて、仕切り直しをしよう」と提案する。そしてアカギの連荘で闘牌が始まり――
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