シーズン1 (2011)
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エピソード 12
失踪する思春期のレヴェリー
エリオは、見た目はとびきりの美少女ながら、宇宙人を自称する重度の電波女だった。電波女との同居という事態に見舞われながらも、真はクラスメートの女の子・流子や前川さんと一緒に下校したりして、高校生らしい青春イベントに心弾ませる。そんなある夜、エリオのリクエストで一緒に海岸まで出かけた真は、エリオが宇宙人を自称するきっかけとなった事件のことを知る。
もっと読む地を這う少女の不思議な刹那
エリオには半年に及ぶ謎の失踪期間があり、その間の記憶を失っていた。記憶がない不安から現実逃避し、宇宙人のせいだと思い込むことで心の安定を図ろうとするエリオに、真はいら立ちを覚える。エリオに挑発的な言葉を投げつけて、彼女の宇宙人幻想を壊し、現実と向き合わせようとする真。
もっと読むサンクスギビングの憂鬱
迎えたくない40歳の誕生日を迎えた女々は、半ばヤケクソ気味に大はしゃぎ。エリオから誕生日のプレゼントをもらい、大喜びした女々は、去年の誕生日を祝いそびれたエリオのために、明日はエリオの誕生日にしようと企画する。翌日、宇宙人改め、家事手伝いの地球人となったエリオは、真に社会復帰のため働きたいと告げる。
もっと読むリュウ『コ』さんの、なんちゅーか、もやーっと
商店街の駄菓子屋・田村商店で働き始めたエリオ。そこへ、店の常連だった流子と、流子の友人・ミッキーが来店する。数々の奇行からエリオに悪印象を持つミッキーは、もう店に来るのをやめようかと言い出し、流子はエリオの悪評ぶりをあらためて認識。そのとばっちりで、真が学校で孤立するのではと心配する。そのような折、前川さんが真の部屋へ遊びに行くことに。真に対し、友達以上恋人未満の感情を抱く流子は、心中穏やかでなくなり……。
もっと読む誰かさんの思い出になる日
真の部屋訪問より約一月前。和菓子屋でバイトしている前川さんに、謎の人物からペットボトル入りのコーラ5本が届けられる。最近頻繁にペットボトルロケットを打ち上げている人からの贈り主ではと推理した前川さんは、打ち上げ現場を訪れて、1人の男と遭遇。男は自分が贈り主だとあっさり認めると、前川さんにペットボトルロケットの製作を依頼してきた。1体につき5000円という破格の製作費を提示され、前川さんは依頼を引き受ける。
もっと読むツィオルコフスキーの祈り
女々は田村商店を度々訪れ、店主の老婆の世話をしていた。夫に先立たれた上に体調が悪く、生きる気力を失っている老婆をどうしたら元気づけられるか、女々は考える。考えた末に、ペットボトルロケットを作り始めた彼女は、試射のために廃校のグラウンドを訪ねて、前川さんにロケット作りを依頼した男と遭遇。実は男は、女々の子供のころの友人だった。男の名前を思い出せず、適当に山本と名付けた女々は、彼にあることを依頼する。
もっと読む今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと
前川さんと街でバッタリ出くわしことから、前川家で昼食をごちそうになる真。食事の後、一緒にゲームをして遊んでいると、不意に前川さんが「転校生は何かをあきらめるのが得意そうだ」と、真への印象を語り出す。実は真は小学生のころ、少年サッカー団に所属していたが、試合に出られない状況が続いたため自分で自分を見限る形でやめてしまっていた。後日、真は流子を応援するため、バスケ部の練習試合を見に行くのだが……。
もっと読む秒速0.00000000198センチメートル
祭りの主催権が賭けて、野球で勝負を付けようとする商店街チームVS都会チーム。その最終試合に、商店街チーム唯1人の投手である前川さんの父が、プレッシャーに負けて逃げ出してしまった。商店街チームの監督に就任した女々は、独断でエリオを投手に指名。しかし、エリオに投手経験などあるはずもなく、マウンドで入門書を読みはじめる始末。この緊急事態に、前川父の捜索を命じられた真は……。
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