昭和40年代，十九岁的暗娼丸西登米(芹明香 饰)与同样从事卖淫职业的母亲、智障弟弟蛰居在大阪西成后街的廉价公寓。登米没有固定的主顾，每天在街衢巷尾打游击，就像江户时代裹着草包拉客的野妓那样找人搭讪。她同形形色色的男人斡旋，时而会落入险境，甚至还跟通缉犯打交道。但是不管遇到什么事，女人都以她野草般的生命力挺了过来。她从年老色衰的母亲那里抢走嫖客，为智障的弟弟解决生理需求。这是她们家庭之间惟一的交流方式了。但有一天，白痴弟弟仿佛意识到自己成了姐姐负担似的，以自缢的方式结束了人生旅途……

De film volgt het straatleven in Osaka van Tome en haar moeder die beiden leven van prostitutie. Ze onderhouden ook Tomes gehandicapte broer. De dagelijkse routine bestaat uit het bezoeken van klanten en een agressieve pooier.

In an endless cycle a daughter born of a prostitute takes up her mother’s trade among the pimps, the working poor and dilapidated slums.

Dans les quartiers glauques d'un Osaka écrasé par un soleil de plomb, Tome, tout comme sa mère, est une prostituée désinvolte qui passe de client en client sans état d'âme. Rien ne semble l'atteindre : ni ses disputes constantes avec sa mère qui l'accuse de lui voler des clients... ou son amant, ni l'appétit sexuel de son frère attardé mental, qu'elle satisfait d'ailleurs avec indifférence. Tant qu'elle n'a rien à perdre, elle se sent libre. Mais elle se rend bien compte que tout cela risque de changer un jour.

Die 19-jährige Prostituierte Tome geht im Armenviertel von Osaka ihrem Beruf nach. Ihre Freier sind oft Sadisten, die Sex mit Aggression verbinden. Einzig ihr geistig behinderter Bruder gibt ihr Liebe und Zärtlichkeit. Aus dem vertrauten Verhältnis erwächst jedoch eine inzestuöse Beziehung, woraufhin Tomes Bruder sich das Leben nimmt und seine gebrochene Schwester zurücklässt.

十九歳のトメは、ドヤ街の近くで客をひく売春婦である。トメの弟の実夫は生まれながらの知的障害者で、年中、家でゴロゴロしている。母よねは、四十歳を過ぎた現在でも売春婦をやっているが、あふれることか多い。小料理屋「おそめ」では裏二階で、客に女を抱かせているが、トメに辞められて以来、収入が減ってしまったために、地廻りで“大人のオモチャ屋”をまかされている浅見に頼んで、トメに喝しをかけるが失敗してしまう。ある日、トメは手配写真の中にあった強盗殺人の顔にそっくりの男、寺坂に会って以来、彼に興味をもった。寺坂と同じボロ・アパートの住人、斉藤と文江は共稼ぎだが、正式の夫婦ではない。斉藤は会社の金を使い込んでしまった。思い余った文江は浅見に頼んで「おそめ」で働くことにした。銀二はよねの情夫で時折りトメの家にやって来る。ある日銀二は、よねの留守にやって来て、トメに金を払い二人は寝た。数日後、これがバレて母娘喧嘩になるが、後の祭り。ところが数日後、連れこみ旅館からの連絡で「年増はアカン、もっと若い娘」ということでトメが行ったが、そこにいた年増というのがよねだった。収まらないのはよねで、眼を吊り上げて旅館を飛び出し、焼酎をガブ飲みして大暴れ。数日後、久しぶりに家に帰ったトメは、よねがいるので、一瞬ギクリとするが、よねは弱々しい声で言うのだった。「お前に頼むしかないんや、どないにもならへん。堕ろそうと思ってるうちに、もう五ヵ月になってしまっとんのや」「うちらみたいに生んだらエーヤンか、そんなアホなこと知らんでェ」「お前らも生むんじゃなかった。金がないばっかりに」「生んで貰って迷惑しとんのは、こっちゃでェ！実夫、よう聞いときィ」「なンやてェ！　このド阿呆！」「人でなしは生まれたときからや」……。トメはプイと外へ出ると、いつものように客ひきに精を出すのだった。

오사카 창녀촌에 살아가는 토메은 아버지가 누군지 모른다. 창녀로 살아가는 엄마에 대한 반항심과 정신지체 동생에 대한 연민이 뒤섞여 쾌락만을 쫒는 토메. 어느 날, 엄마가 또 다시 누구의 자식인지 모를 아이를 임신한 상태에서 도둑질을 하다 유산을 당하는 장면을 직접 목격한 그녀는 큰 충격에 휩싸이고, 정신지체 동생인 사네오와 관계를 맺게 된다. 다음 날, 홀연히 사라진 사네오를 찾아 나서지만 그는 싸늘한 주검으로 발견되고 마는데...