威尔第系列的一部分 - 麦克白 (2006) 帕尔马。 麦克白是威尔第为男中音创作的最具层次、深刻和要求最高的角色之一，而意大利歌手利奥·努奇可以说是他的领域中最杰出的角色。 这个角色多次给他带来了持久的成功，他表演的强度只有经验丰富的舞台演员才能做到。 法国歌手西尔维·瓦莱尔 (Sylvie Valayre) 以其对旋转和戏剧花腔女高音部分的多才多艺的诠释而闻名，尤其是像麦克白夫人这样特别费力的角色。 在意大利男低音恩里科·伊奥里（Enrico Iori）饰演班科（Banco）和男高音罗伯托·尤利亚诺（Roberto Iuliano）饰演麦克德夫（Macduff）的支持下，他们在帕尔马皇家剧院音乐总监布鲁诺·巴托莱蒂（Bruno Bartoletti）的指挥下组成了一个精彩的演员阵容。

Part of Tutto Verdi series - Macbeth (2006) Parma. Macbeth is one of the most multi-layered, profound and demanding roles that Verdi ever wrote for a baritone and the Italian singer Leo Nucci is arguably the most distinguished in his field. The role has repeatedly brought him lasting success and he enacts it with an intensity that only the very experienced stage personality can muster. French singer Sylvie Valayre is known for her versatile interpretations of spinto and dramatic coloratura soprano parts, especially for particularly gruelling roles like Lady Macbeth. Supported by Italian bass Enrico Iori as Banco and tenor Roberto Iuliano as Macduff, they make up a wonderful cast under the baton of Bruno Bartoletti, musical director of the Teatro Regio di Parma.

Concerto registrato al Teatro Regio di Parma nel 2006.

このヴェルディ・フェスティヴァルでの上演では、マクベスに大ベテランのヌッチを起用。当時64歳のヌッチの声は相変わらず輝かしく力強くそして美しいもの。長年マクベスを得意としてきたヌッチの集大成といえる歌を楽しめます。マクベス夫人は、フランスのドラマティック・ソプラノ、シルヴィー・ヴァレル。度々の来日で日本でもおなじみのソプラノです。レパートリーがかなり広い人なのでヴェルディ・ソプラノの印象があまりありませんが、実はヴェルディのオペラの役を12も持ち役にしているほど得意にしています。中でもマクベス夫人は当たり役で、美しい容姿もあって、魔性の女の雰囲気が色濃い魅力的なものです。バンコのエンリーコ・イオーリは、地元パルマのバス。イタリア人バスの逸材として2000年頃から幅広く活躍しています。マクドゥフのロベルト・イウリアーノは、ミラノ出身のテノール。美声の軽めのテノールでしたが、近年は貫禄を増し、このマクドゥフは大いに称賛されました。指揮は当時80歳の大ベテラン、ブルーノ・バルトレッティ。筋金入りのヴェルディを聴かせてくれます。