エピソード 18

大井川鐡道は、1976年に全国に先駆けてSLの営業運転を復活させたパイオニア的存在だ。地方私鉄ながら4両の動態保存SLを維持し、年間300日以上の運行を続けている。番組では、近年人気となっている「きかんしゃトーマス号」の運行など、SLをいかした大井川鐡道ならではの取り組みを特集する。また、他の動態保存SLが週末祝日が主な中で、年間を通した運行を支えている自前の工場でのメンテナンスの現場も紹介する。

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2015年、東京から金沢までつながった北陸新幹線。金沢ではホテル建設ラッシュが継続中、東京からの異業種参入組も登場。訪日外国人も右肩上がりで増え、伝統産業が始めた物作り体験での英語対応や金沢21世紀美術館の来場者を街中に誘うアートツアーの様子も紹介する。一方、富山は県が主導して会議誘致を推進、宿泊客増を目指している。富山でも訪日客は好調で、外国人に人気の水辺の公園や伝統産業の鋳物作りを紹介する。

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JR大分駅に2015年春開業した「JRおおいたシティ」は21階建て店舗数200以上の駅ビルだ。この駅ビルと周辺の開発が行われ駅の乗降客数は大幅に増加した。そして駅ビルの一人勝ちにはならず周辺商店街もにぎわいを回復する事となった。地域と連携したJR九州の開発への取り組みと成功の要因を紹介。また玖珠町に残る鉄道遺産・豊後森機関庫と併設のミュージアムを紹介。この機関庫は近代化産業遺産にも登録されている。

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江ノ島電鉄は、藤沢から江ノ島を経由して鎌倉を結ぶわずか10キロのローカル路線だ。しかし、年間利用者が1800万人を超える。その理由として、沿線に首都圏から近い国際的な観光地である鎌倉や江の島を有していることと、江ノ電そのものが非日常を体験できるユニークな鉄道として観光客の利用が増えているからだ。古いものを大切にしながら、訪日外国人観光客のニーズも取り組み、成功を収める江ノ電の経営戦略を紹介する。

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この春、東急田園都市線に16年ぶりに投入された新型車両2020系は、新たな設備で車内環境が大幅に改善され、さらに最新機器による運行の安定化も向上させた。2020系は最新のステンレスカーで、従来の車両に比べて軽量化も図られ製造コストも削減された。新型車両「2020系」の車内設備と新技術を紹介する。また、2017年に運行開始した伊豆急行の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」もリポートする。

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新宿と松本を結ぶJR東日本の特急「スーパーあずさ」の新型車両が2017年12月から運行を開始した。カーブの多い路線対策として車体傾斜装置などの新技術を導入し、車内設備も観光客やビジネスユースに対応して刷新された。24年ぶりに更新された特急「スーパーあずさ」の新型車両を特集する。また、後半のコーナーでは、世界文化遺産に登録された富士山のふもとを走る、富士急行の観光列車「富士山ビュー特急」を紹介。

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東武鉄道は2017年から新型特急「リバティ」の運行を開始した。最大の特徴は始発駅を6両編成で出発し、途中駅で3両編成に分割して2つの目的地へ運行することだ。また、東武鉄道では日光地域で、イスラム教徒の観光客のための礼拝施設を設けたり、パンフレットを作成するなど、新たなインバウンド対策に取り組んでいる。東武鉄道の新型特急と日光活性化戦略を特集する。さらにJR日光線の観光列車「いろは」も紹介する。

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岳南電車は、全ての駅に富士山ビュースポットを設置したり、沿線にある製紙工場や食品加工工場の夜景を見るための「夜景電車」を走らせている。夜景電車は車窓から夜景を楽しめるように2両編成のうち1両の車内照明を消して走り、乗客を楽しませている。また、番組後半のコーナーでは、静岡県裾野市にある「日本庭園鉄道」を紹介する。ここには、総延長4000mにもなる模型鉄道の線路が敷かれ、ミニSLなどが走っている。

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小湊鐵道は、39.1kmの半分を占める山間部は赤字区間だが、観光列車「里山トロッコ列車」を走らせ、多くの観光客を集めている。けん引するのは、かつて活躍したSLの車体を形どったクリーンディーゼル機関車だ。このような経営努力で、路線全体で黒字経営を達成している。また、懐メロを乗客が歌いまくる「歌声列車」もシニア層から絶大な人気を誇る。東京にない非日常空間を演出して乗客数を増やしている小湊鐵道を特集する。

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箱根は、首都圏からのアクセスの良い観光地として年間2150万人が訪れている。こうした中、訪日外国人客の多くが利用するのが、小田急電鉄と箱根登山鉄道だ。中でも人気の小田急ロマンスカーは、今年10年ぶりに新型車両を投入した。また、車両の登坂性能と乗り心地を改善した箱根登山鉄道も利用客が増えている。箱根へのゴールデンルートとも呼ばれる、新宿から箱根に向かう新型ロマンスカーと登山電車を特集する。

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鉄道博物館は、日本鉄道れい明期の蒸気機関車や初代新幹線など、日本の鉄道史を語る上で欠かせない車両が多数収蔵されているほか、日本最大級の鉄道ジオラマや5種類の運転シミュレーターなどがあり、子供から大人までが楽しめる施設となっている。2018年7月5日にリニューアルの集大成として新館がオープンした鉄道博物館の見どころをリポートする。番組後半のコーナーでは、秩父鉄道の「SLパレオエクスプレス」を紹介する

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長野県を走る第三セクター「しなの鉄道」は、現在は黒字経営だが、将来的には沿線地域の人口減による運賃収入の減少・社員の高齢化による人件費の高騰という問題が控えている。そこで、大手損害保険会社出身の社長は、観光列車増強やターミナル駅にショッピングエリアを開設するなどの増収策を行った。老朽化した車両の更新では、中古車ではなく、新型車両の購入を決断した。しなの鉄道の30年後を見据えた経営戦略を特集する。

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13

団体専用列車は、旅行会社などが貸し切りで利用する列車のことで時刻表には載っていない観光列車だ。団体とは言っても、ツアーに申し込めば誰でも乗車できる。豪華な展望ラウンジカーやお座敷車両など個性的な作りの車両も少なくない。引退した豪華寝台列車「カシオペア」も団体専用列車に転用され活躍している。番組では、この「カシオペア」の旅に同行取材するほか、人気のお座敷列車のツアーなどを取材する。

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名古屋鉄道は、旅客営業距離444km、20の路線を持つ中京圏最大の私鉄だ。JRとの競合やモータリゼーションの進展により乗客が減り、2003年には無配となるなど経営を圧迫されたが、2005年の中部国際空港セントレアの開港に伴い、空港への列車の乗り入れを開始。また、犬山市で地元と連携した観光キャンペーンに取り組み、犬山線の乗客を増やすなど、着実に業績を伸ばしている名古屋鉄道を特集する。

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JR東海は豪華観光列車は保有していないが、独自の戦略で集客に努めている。外国人客が多い在来線特急では今年から無線LANの導入を開始、駅員や乗務員の英語対応にも力を入れている。愛知県と開催する大型観光キャンペーンでは、「名古屋おもてなし武将隊」が車内でおもてなしをするラッピング車両を走らせている。また、ウォーキングの出発地まで鉄道で行くイベントでは年間20万人を集める。JR東海の観光戦略を特集する。

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スタッフ 0

演出: 監督は追加されていません。

脚本: 脚本家は追加されていません。

ゲストスター 2 すべての出演者・スタッフ

  1. ネイサン・ベリー

    Self - Presenter

  2. 溝端ヤスナ

    Self - Assistant

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IGRいわて銀河鉄道は、岩手県や沿線自治体などが出資する第三セクター鉄道だ。少子高齢化やマイカー利用などで地方のローカル鉄道は厳しい経営環境だが、IGRいわて銀河鉄道は、2013年度から5年連続で乗降者数が500万人を超えている。沿線住民のニーズに沿った独自のサービスを次々と打ち出し、新駅開業や駅のインフラ強化を行ってきた、IGRいわて銀河鉄道の経営戦略を特集する。

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えちぜん鉄道は、前身の京福電鉄が2度の衝突事故を起こし運行休止に追い込まれたが、沿線住民の強い要望により第三セクター方式で再開した鉄道だ。列車にアテンダントを配置し接客を充実させるなど、利便性を最優先した経営を行っている。さらに、えちぜん鉄道は観光客誘致を狙い、「きょうりゅう電車」と名づけた観光列車も走らせている。今回は、廃線の危機からよみがえった、えちぜん鉄道を特集する。

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18

ターゲットは秩父 西武鉄道の観光戦略

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Season Finale
2018年12月21日28m

西武鉄道が秩父地域の活性化に向けた取り組みを行っている。沿線の少子高齢化に伴う減収分を補うため、秩父観光で利用客を増やそうという戦略だ。2017年3月に地下鉄区間も走行する新型車両を投入し、横浜から秩父までの直通運転を実現した。西武秩父駅のリニューアルでは、隣接地に複合型温泉施設も開業した。秩父観光に重点を置く西武鉄道の取り組みを特集する。番組後半では、西武鉄道のレストラン列車をリポートする。

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